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当初、通信制高校への進学は希望したものではありませんでした。
中学2年の頃から、クラスでの人間関係がうまくいかず、学校にもあまり行かなくなりました。
不登校というわけではなく、気が向いた時には登校するような状態が続き、出席日数も卒業できるギリギリのところでした。

将来のことなど全く考えていなかったので進学ということも、自分の中では別世界の話でした。
しかし、3年の夏を過ぎると、クラスでの話題は受験一色になって私も、少しだけ焦るようになってきました。
家の財政を考えると公立高校への進学が絶対条件になるのですが、
私の住んでいる地域の公立高校で私が通えるところは、
かなり悪名が高い高校で、果たして自分が入学したところで、卒業までやっていけるのか不安でした。
また、毎日学校に行くということがどうしてもできなかった為、
両親と担任と相談の上通信制の高校を受験することに決めました。

私の受験する高校のレベルは、あまり高くなかったので
中学の基本的な問題さえわかれば、合格すると、担任の言葉を信じ、
本当に基礎的な問題だけを勉強し受験に臨みなんとか合格をすることができました。

通信制高校での勉強で大事なのは自己管理でした。
学校に行かなくてもいいので、強制的に勉強をさせられることはありませんが自分で勉強しなければ、単位を取ることができません。
しかし、このシステムが私には凄く合っていたようで
今まで、強制的にさせられていた勉強を自分でやることにより、
興味がなかった勉強にしだいに興味が持てるようになり
それによって、今まで考えたことのなかった大学への進学も考えるようになりました。

進学する際はスクーリングのシステムが、面倒くさいと思っていましたが。
やはり、自分だけで勉強していると壁のようなものができてしまい。
独学だけで勉強するのは辛かったところ、いいタイミングでスクーリングがあったので その時に、わからないことを質問して教えてもらったりすることができました。

大検を取って3年間での卒業も考えましたが、今さら急いだところでどうにもならないと腹を据えて4年間で卒業しました。

卒業して、一浪しましたが、大学にも合格しました。
通信制高校で、培った勉強に対する好奇心、興味というものが
進学してからも、私の心の糧となり、大学でも真剣に勉学に励むことで
厳しかった就職活動も乗り越えることができて、社会人になることができました。
中学校であれだけ、将来のことを考えられなかった私に、将来の希望を与えてくれた通信制高校に感謝をしています。

普通の高校と違い、通信制高校では自分が積極的に学ぼうとしなければ結果はついてきません。この経験は、この後私の人生の中で、ずっと生きてくると思います。

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